こんにちは、ブラック企業に勤めているfumiです。
僕は高校を卒業してから6年間、現場作業員をしていました。ずっと作業着を着ていた僕はスーツに対して強く憧れを持っていました。そんなことがきっかけで転職を決意。小売りの営業マンとなり、晴れてスーツデビュー。
ところが僕が転職した会社は、労働環境が最悪な超超超ブラック企業でした。
面接のときや入社して間もない頃は、新しい職場で憧れのスーツを着て働くことになり、すがすがしい気持ちだったのですが、
勤めて約1年でそんな気持ちはどこかへ飛んで行ってしまい、毎日胃を抱えながら出社しています。
休日出勤は当たり前、残業時間は1か月で約150時間くらいです。
ブラックなところを上げればきりがありませんが、まさか自分がこんな超ブラック企業に勤めてしまうなんて考えもしておらず、面接前に調べてみるなどのリサーチを一切行いませんでした。社長のワンマン経営でもはやカルト宗教集団と同じです。
もちろん残業代も出ず、時給は高校生のコンビニバイト以下で日々の生活もやっとな状況です。
田舎のあまり大きくない会社なのですが、勤めて約1年で30人以上の人が入退社を繰り返しており、そんな目に見えて悪い環境にも関わらず、改善の兆しはありません。
そこで今回は、いまあなたが働いている会社がブラック企業なのかどうか、ポイントをいくつか記事にしてみましたので参考にしてみてください。
個人的な定義ですので、「それはどうかな?」という点もあると思いますが、それぞれチェックしてみてください。
残業や休日出勤は当たり前

会社全体として、残業や休日出勤が当たり前になっている労働環境はとてもキツイですね。
僕の会社の上司は休日出勤は当たり前、日をまたぐ残業もほぼ毎日でした。「帰ってお風呂からでたら目覚ましが鳴った」なんて言ってる日もありました。
きちんとした企業ではありえないことですね。
もはや、働きすぎて、頭がおかしくなってきましたね。来る日も来る日も仕事仕事・・・
繁忙期は休日だろうが何だろうがお構いなしに呼び出しをくらいます。
あなたの会社はどうでしょうか?
自分の仕事を終えて、定時で帰ろうとすると周りから白い目で見られているようならば、要注意ですね。
残業代が付かない、ボーナスも0円

僕の場合、何時間残業しても1円も手当てがつくことはありません。残業するのが当たり前のサービス残業です。
面接時には、「残業時間には制限があるから、遅くまで働くことはほぼほぼないよ」・・・
全てがウソでした。というか社員の働いている時間を会社は管理しておらず把握していません。
一緒に働いている人も同じ環境なので、違和感を感じずにいました。
残業代を払わないこと、社員の働いている時間を管理していない把握していないということは、法律的にアウトです。あまり知らないという方は、一度調べてみるといいです。
そして、ボーナスも0円です。
僕の場合はまだ勤めて1年くらいなので、まだもらえなくても文句は言えないのですが、勤続20年以上の上司ももらえなかったそうです。
学生時代の友達から「今回のボーナスは○○万円だった!」と聞かされて、絶望間に襲われたことは忘れません(笑)
かなり長時間も社員を働かせ、ちゃんと支給しないのは異常というより違法ですね。
しかし、一部の上司や社長は高級外車に乗ったり、ギラギラした腕時計を身に着けています。
なんだか酷いなと感じました。そんなに余裕があるのなら、社員にも分け与えてほしいです。反対に、10何年落ちのボロボロな車に乗り、缶コーヒーを渋るような上司もいます。
入社して間もない社員の離職率が高い

これは、ブラック企業の代名詞でしょう。僕の勤めている会社では、約1年で30人程度の人が入退社をしています。
入社した際には、たくさんの先輩社員がいたのですが、みんな次々と辞めていきました。僕より後に入った人もほぼ全員いません。現在、中堅クラスの社員は0です。
その速さは尋常ではありません。
職場環境があまりにも悪すぎて、ほとんどの人が「やばいね・・・」とのこし続々と転職していきました。
頭の良い社員や仕事が出来る能力がある人ほど、決断力や判断力があるので、ブラック企業からはすぐに離れていきます。
1年もいれば古株社員。まだまだ教えてもらいたいことだらけなのに期間限定の後輩が入れ替わり立ち代わりです。
たった1年で仕事を回せる人が次々にいなくなったため、個人の負担が大きくなり逆にやめづらい環境を作り出して行きます。
完全に悪循環。負のスパイラルに陥りました。
これから就職活動、転職活動を行う方は、「離職率」の高さに注目して新しい職場探しをして行きましょう。
もしも、離職率を聞いて教えてくれないような企業であれば、危険な香りがするので警戒して挑みましょう。
上司からのセクハラ、パワハラが多い

これは本当にひどいです。
上司という立場を利用して、女性社員にはセクハラ、男性社員にはパワハラをする最低なやつもいます。
もはや女性社員をコンパニオン要因として扱っていることが多く、飲み会の席などでは、完全にアウトなことをしているのを何度も目撃しました。
衝撃的すぎて、結構トラウマです。
そして、男性社員に対しては、罵声は勿論、殴る蹴るの暴力は当たり前でした。
今まで何度も何度も暴力は振るわれました。
しかし、体の傷は時間がたてば治りますが、心の傷は時間がたっても治りません。
セクハラをする人は、パワハラも平気でします。人としてのモラルがありません。
もしもあなたが過度なセクハラ、パワハラを受けているのであれば、それはあってはならないことです。
一刻も早く逃げ出すべきだと思います。そんな人とあなたたちが戦う必要はありません。
もし仮に、相談ができるような人が社内にいないのであれば、そんな会社に価値はありません。頑張って我慢して残る理由もありません。そんな会社辞めてしまった方がいいです。
休日なのに上司が自分の趣味や私用のために社員を駆り出す

せっかくの休日に、無理に呼び出しをする上司がいます。
完全に自分の都合しか考えていません。社員をなんだと思っているのでしょうか。
ただでさえ休日が少ない会社なのに・・・
今でも一番イラっとする呼び出しの理由が「スーパーで食材買いたいから乗せてってー」
僕たちは奴隷ではありません。
そんな上司に付き合っていても、本当に時間の無駄ですね。休日まで関わる必要はありません。自分がやりたいことやって、自由に過ごす時間がないなんてあまりにも悲しすぎます。
自分の大切な人生。自分のやりたいことがやれないなんて辛すぎませんか?
ゴルフや合コンなんて断ればいいです。スーパーまで歩かせればいいです。
会社を辞めたくても辞めさせてくれない

すぐに首を切られる会社もブラック企業だろ言われていますが、僕の会社はそうではありませんでした。
本当に質の悪いブラック企業は反対に辞めたくても辞めさせてもらえません。
自分が辞めようと思った時には周りが辞めて行ってしまうので、タイミングも逃しがちになってしまいます。そんな状況が続くと、人材がどんどんと減っていき、そうなれば会社側も人員不足で困るので、出来るだけ古株の社員を囲い込もうともしてくるのです。
そこで「お前がいないと困る。仕事が回らなくなる」なんて言われてしまうと、自分が必要とされていると勘違いして会社に居続けるという最悪な状態に・・・
ころが、実際に会社を辞めたとしても、問題ないくらいに企業として機能していきます。
人間一人の代わりなんてそこら中たくさんいるので、自分一人がいなくなっても会社としてそこまで問題になりません。
数年後にキチンとした生活を手に入れたいのなら、周りのことなんて考えるよりも、あなた自身のことを考えてください。
早く行動に移さないと、手遅れになってしまいます。
親族や友人の冠婚葬祭にでる余裕がない

僕の会社では、まったく休みを取ることが出来ませんでした。
それが親族や親しい友人の冠婚葬祭も関わらずにです。
仲の良かった友人が何人か結婚したのに、自分だけ結婚式に出席できませんでした。
友達の結婚式は一生に一度です。
叔母が亡くなった時も、休日を貰うことが出来ませんでした。結局いつも通りに仕事をして、帰宅したのは深夜でした。
その時は、悲しみを通り越して、何も感じなくなっていました。
精神的に追い込まれると、次第にやる気や気力を失っていきます。そんなので生きていても楽しくありません。
なので親しい友人や身近な人の冠婚葬祭には、最低限でも休日をくれるような会社選びをしましょう。
本当にあなたのことを考えてくれる企業ならば大切な日くらい理解してくれます。
盆休みや年末年始ですらまとまった休みがない

周りの友達はみんな旅行に出かけているのに自分だけ働いている・・・
でも自分の方が給料低い・・・
そんな風に感じています。
これってめちゃくちゃ悲しくないですか?
しかも自分の上司はそのタイミングで休むという何とも不思議な現象が起こっていました。
全ての仕事を部下に振って自分だけ休みを満喫しています。
盆休みや年末年始のような、まとまった休日が取れそうなタイミングでさえ、仕事をしているというのは非常に残念です。
最初の1,2年は気合で乗り越えられるかもしれませんが、何年もと考えるといつか燃え尽きてしまいます。そんなところで働いていても体がもちません。
体を壊して働けなくなれば切り捨てられるだなので、そんな状況に気が付いてください。
文化的で最低限の休息を取らせてくれる常識のある会社に転職しましょう。
社員の健康面を軽視している会社なんて、その考え自体がブラック企業です。
職場の人間同士が不倫だらけ

これは、ブラック企業かどうかを判断する基準に当てはまるかどうかは微妙ですが、あえて入れておきます。
僕の働いている会社では、ものすごい数の不倫行為が行われています。社会の汚い部分をたくさん見たと思います。
本人たちはバレていないと思っているのですが、ものすごいスピードで社内に噂が回ってくるので、数日中には全社員が不倫のことを知っているという状況です。
それってなんだか、めちゃくちゃ気持ちが悪いんです。
本人たちはバレていないと思っているけど、周りはそれを知っているという・・・
社内が何とも言えない雰囲気になります。
単なる社内恋愛くらいだったら全く気にならないのですが、法律を犯してまでそんなことをしている人たちを好きになれるわけがありません。
不倫なんてドラマの世界の話だけかと思っていたのですが、こういう残念な企業は今でも存在しています。
中には、奥さんに探偵を雇われて不倫がバレた上司がいました。そんな上司は尊敬できませんね。
やはりどことなく、社内の雰囲気は悪くなるのでこういうのは出来る限りない方がいいです。
精神的にも辛いです・・・ 大人って怖い・・・
上司に言いたいことが言えない、言っても聞いてくれない

僕のとある上司は、超ワンマンなタイプの人間だったので下の人間が何を言おうと全く聞いてくれませんでした。
「休みがほしい」というと
「休める環境を作らないお前が悪い、効率が悪いんじゃないの?」とか「今までもこうだったんだから、今更変える必要はない」なんてことを何度も言われました。
そんな環境で働いていると、「休みがない」ということが当たり前になってきて、人間としての感覚が鈍くなっていきます。
もはや洗脳状態ですね。
そして、何よりもそれが当たり前になっていくのが怖い。
上司は、社員を駒としか考えていないので、そんなことが言えるんでしょう、
そうなってくれば、反発を起こす者が誰もいなくなり、さらに悪化させる悪循環です。
あなたは、上司に言いたいことはキチンといえていますか?
そして、相談したいことはちゃんと聞いてくれますか?
今は我慢できても、そのうちに耐えられなくなってくるがきっとやってきます。
うつ病やノイローゼなどで会社に来なくなった人間がいる

ここまで来たら、もう完全にアウトです。
残念ながら僕の会社にも、体調を崩して会社に来なくなった人や、離職していった人が何人かいました。
もはやその人たちが、現在どうなったのか、どんな生活をおくっているのかは誰も知りません・・・
会社に来れなくなった人はそこまで親しくない方だったのですが、かなりの衝撃を受けました。
精神的に負担を無理にかけてまで、働く必要はありません。
先輩や身近な人がうつ病やノイローゼを発症してしまっているのであれば、あなたにもその危険性は非常に高いです。
なぜなら、他の企業に比べて精神的負担が大きいということです。
うつ病に追い込まれる要素が、その会社にあることは間違えないので、気をつけましょう。
自分は大丈夫!と思っているかもしれませんが、うつ病は知らず知らずに発症している場合が非常に多いです。
あなたが現在勤めている会社は、10年後も働いていたい会社ですか?

僕の経験上を踏まえていくつかブラック企業の条件を上げてみましたが、あなたの会社ではどのくらい当てはまりましたか?
極論からすると、「将来何十年も働いていた居場所かどうか?」を考えてみてください。
あなたが何十年もの将来、その会社でずっと働き続けることが出来ますか?
今の会社の先輩がたと同じような生活を送りたいですか?
これに尽きると思います。
僕はとても嫌だ、と思っています。
徹夜をして死にそうになりながら働いている先輩社員の姿を見ると、絶望しか感じません。
もし、ほとんどの項目に当てはまってしまうのであれば、辞表を書いてさっさとそんな会社なんて辞めてしまうべきです。
一度きりの人生です。
あなたも少しでも楽しく働ける職場を見つけてくださいね。
本当に今の職場環境が嫌なら仕事を辞めて転職すればいい!!

「じゃあ辞めてどうすればいいの?」となるかもしれませんが、簡単です。
転職すればいいんです。
日本中にはあなたが知らないだけで数えきれないほどの職場が存在します。
今の環境が全てではありません。
ブラック企業に勤めていても、何も始まらないので、すぐに転職しましょう。
体を壊してまで、無理して働いても意味がありません。
「今の苦しみを越えれば、なにいいことがあるはず・・・」
「この企画が成功したら、少しは楽になるはず・・・」
そんな希望は夢物語で全くをもって無意味だと、そう感じる日が来ます。
ただただ、キツイことを我慢して頑張っても、人生報われるわけではありません。
自分で考え、決断し行動していくことでしか、新しい未来をつかむことはできないんです。
まとめ
最後までありがとうございました!
ブラック企業で我慢していても何も意味がありません!
自分が生きたいように、自由な暮らしを手に入れるためにも、そんな場所から逃げ出すのも一つの手だと思います。
あなたにとっても、もっといい会社がかならず存在するはずです。
せっかくの一度きりの人生なので、迷っているという方は、まずは行動し転職活動に挑戦してみてください。
以上。